AVライターレビュー

ゆうさん

亭主のいない昼下がり、人妻はサラリーマン風の男と………!

盗撮視点で押し通すメーカー「北池袋盗撮倶楽部」の新作である。
昼間、亭主のいない人妻宅にサラリーマン風の男が訪問する。
「あ、あのこの前見たときから……」
「え? え? え? 困ります」
「奥さん」
「え? では中に入って」
予定調和のように人妻だけの部屋に招かれる。マイクロミニがよく似合う人妻だ。おまけに胸の谷間もちら見えだ。
「あの、これ」
男がティッシュにくるんだサータアンダギーを人妻にプレゼント。驚き呆れる人妻。
沈黙。
男がたまらず人妻にキス。長いキスがやけにリアルなのだ。不倫フェラチオ。
「ダンナさんと比べてどうですか?」
「こっちのほうが大きいです」
寝取り物にはお約束のセリフが効いている。人妻ものには定番のセリフなのだが、最近こんな基本セリフも入れない人妻ものがあるから要注意だ。
亭主のいない間に、SEX。
若さ溢れる乳房。立ちバックで抜き取ると、20分10秒、発射。


キスが要所、要所に入り、しかも長めで舌を控え目に吸い合っているのが、好感が持てる。年配になると、こんなキスシーンが一番欲情するのだ。
全編に流れる演技を放棄したかのようなドラマ。意味不明のサータアンダギーという小道具。間延びした会話。間違って30年前のVHS版を見たかのような錯覚に陥ってしまう不思議なテイストだ。
毎回、登場する女たちがスケベ顔だったり、乳房が大きかったり、美脚だったり、いい味出している。
このシリーズ、癖になりそう。

ABOUT ME
本橋信宏
本橋信宏
80年代のAV黎明期より『ビデオ・ザ・ワールド』誌をはじめとする様々な媒体でAVについて執筆してきたノンフィクション作家。近著にNETFLIXで映像化決定している『全裸監督 村西とおる伝』(太田出版)や『上野アンダーグラウンド』(駒草出版)などがある。