AVライターレビュー

あの頃、制服美少女と。 有栖るる

女友だちの即興会話と濃厚なカラミが相乗効果を発揮!

ポニーテールを揺らしながら廊下を走る君……。
プリーツスカートをはためかせ、僕の目の前を通り過ぎていく。
苦くて甘かった日々 忘れたい でも忘れたくない。

 叙情的な詩編の後に制服少女・有栖るるの自転車通学光景が流れる。
るるを含め3人の女友だちとたわいない会話が延々と流れる。

「クラゲって死ぬと溶けちゃうんだって」
「るる、シャンプー変えた?」
「今度るるんちに行くわ。シャンプーいいやつだから」
「前転するやつ?」
「落ちそう(笑)」
「髪きれい」
「るるのほうがきれいだよ」
「朝起きたらやばい」
「切りたいけど切ったら」
「日差しよけのパーカー欲しい」
「スイカをくりぬいてフルーツポンチみたいにする」
「お腹すいたね」
「何か食べに行こうか」

まるでジャズの即興演奏のようだ。

最初のカラミが始まるのは冒頭17分過ぎてから。
カラミとカラミの間に、このインプロビゼーションのような女友だちとの会話が延々と流れていく。
制服少女たちの空気感を視聴者に感じさせようとするシーンだが、ここは賛否分かれるところだろう。
カラミは濃厚。
男子がこっそりしのびより、保健室で青春の合体。
51分38秒で発射。
ブルマー姿でイラマチオ、1時間16分49秒で暴発。
さらに1時間54分46秒で尻に命中。

女友だち3名のお弁当もリアルだ。
会話が水の流れのごとく淡麗なので、よけいからみが極濃で刺激的だ。登場人物たちの会話も巧みで、端役演技賞を与えたい。
そして有栖るるが、健気でいい。

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本橋信宏
本橋信宏
80年代のAV黎明期より『ビデオ・ザ・ワールド』誌をはじめとする様々な媒体でAVについて執筆してきたノンフィクション作家。近著にNETFLIXで映像化決定している『全裸監督 村西とおる伝』(太田出版)や『上野アンダーグラウンド』(駒草出版)などがある。